君と私を繋げてくれた電車

君と私を繋げてくれたのは一本の電車だった

いつも同じ電車で指定席に座るといつも君が見えた

君もまたいつも同じ電車で指定席に座ると私を見ていた

運命なんて言葉を信じなかった私

でも君と出会って

君と恋をして

運命という喜び・嬉しさを知った

逆に悲しみ・寂しさも知った

君が電車にいない時すごく悲しい すごく寂しい

でも次の日に声をかけてくれると嬉しくなる

君と私を繋いでくれたのは一本の電車

向かい合わせの指定席に座って見つめ合って

「こんにちは」

「こんにちは…」

あいさつを交わすたびに

好きって気持ちが溢れてくる

君と私を繋いでくれた電車はただ平凡に走る電車

でも私たちにとっては特別な大切な電車になったよ

今日も指定席に座り君を待つ


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