君からの卒業

時々、

ふと思い出す
君の面影

ずっと見つめてきた
愛しい姿

忘れていればいいのに

なぜこうして
思い出してしまうの

忘れたままでいたいのに

次々と浮かぶ 君の顔が
私を
悲しみへと連れ戻す

・・・「会いたい」

封印していたその言葉が

頭の中でグルグルとまわり
胸の奥をキリキリと痛める

大きすぎたから

君への想いが
あまりにも大きすぎたから

今も私の中から
君が消えない

いつになれば
君を卒業できるの

あれから私

まだ
君以上の人に

巡り会えないよ


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