同じ最前列の端と端の机
キミの机は少し前に出てる
授業中、たまに横を見る
寝ているキミ
笑ってるキミ
勉強してるキミ
少し出てる机のおかげで
キミのことを見ていられる
キミと私の机の距離って
今の2人みたいって思うの
近いようで遠い、そんな距離
これが最後の席替えだったんだって
私とキミの距離もこのままって
机が言ってるみたいで怖くなった
この距離じゃ私の想いも届かないね
この距離じゃキミも私に答えてくれない
近いようで遠い、そんな距離
いつまで「そんな距離」を続けるの?
私はキミから離れる決心をした
こんなにも好きなのに
こんなに想ってるのに
こんなに愛しいのに
どうして忘れなきゃダメなんだろう
どうして諦めなきゃダメなんだろう
私は一歩一歩確実に
前に進むからね
もう振り返らないから
私はキミにこう言うでしょう
「またね」って
「次会うときは笑顔で会いましょう」って
その言葉を胸に私は明日を生きます
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