僕のひいばあちゃん

いつもひいばあちゃんは僕に手招きして
懐から取り出した角砂糖をいっぱいくれた
やさしい甘さはいつの日かひいばあちゃんの味になっていた

家出して父ちゃんにこっぴどく叱られた時
体を張って僕を庇ってくれた
強いひいばあちゃんはいつの日か正義の味方になっていた

縁側でいつも日向ぼっこしているひいばあちゃん
巾着からいつも僕だけ小遣いをくれたひいばあちゃん

大人になって僕が絶対絶命のピンチの時
いつもひいばあちゃんが僕を救ってくれた
大きなひいばあちゃんはいつの日か僕の神様になっていた


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