偽りの笑顔

嘘をつくのは下手なくせに、

笑顔を作るのは上手になってしまった自分。

仮面の下に気付いてくれたのは、

キミだけ。

今、隣にいる彼は、

仮面があることに気付いてくれない。

だからあたしも、今の彼に

仮面の下の顔を見せたことは無い。

友達も先生も先輩も、家族も、

誰も気付かない。

偽りの笑顔だと。

それに気付いてくれたキミは、

きっと運命の人だったんだろうね。

その手を離してしまった自分は馬鹿だ。

今日も笑顔の仮面の下で、

キミを想って泣いてる自分。

どうか、誰も気付かないで。


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