私は『省略』
私を使うことによって
同じことを繰り返す必要もなく
かつ自然に使うことができる
私はいつも活躍してる
私はいつも無駄を省いている
でも…私は思う…
私が省いているのは無駄『だけではなく』…
私自身を省いているのではないかと
助けてほしい、省かないでほしい
でも私は勝手に省いてしまう
私の顔も私の言葉も私の心も
私の『省かれた物』を見つめていると
なぜか悲しさがなくなってくる
私は悲しさまで省いてしまった
私は省いてしまう物の中で
唯一省けない『個性』を
見つけてしまった
私の個性は『色んな物省いてしまうこと』
私は省けない物を見つけてしまった瞬間
私は『省略』としての存在価値を失った
(以下省略)
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