電車に揺られながら窓の外を見ていた
ぼんやりと見ていた過ぎていく風景
一瞬あっと目に止まる人も建物も街並みも
一定の速度で流れていくことに
ちょっとした寂しさを感じながら
人生もこんな風に過ぎて行ったらどうなんだろうと
確かに楽しいことや嬉しいことは
立ち止まってでも
乗っている乗り物から降りてでも
浸っていたいものだけれど
良いことばかりが人生じゃ無い
辛いことや苦しいこともまた経験しないといけない
そんなことは早く過ぎ去ってくれないか
できれば振り返りたくもないんだ
なんてことが当たり前
だとしたら良いことも悪いことも一定で流れていく人生って
味気ないかもしれないけど
苦しいことにしか身を浸せない人生より
きっと楽しくて楽なのではと
つらつら思い巡らせて今日も帰る
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