ラブレターと紙飛行機

あなたにラブレターを書いたよ
でもね渡す勇気が出なくて
紙飛行機にして
そのまま外に飛ばしたよ

誰かに見られたって別に良かった
君に渡す勇気が無い私を
君は好きになってくれるわけないから

授業が終わるチャイムが鳴った
私は教室を飛び出して
手紙を探しに行った

手紙を見つけた!
と思ったらそこにいたのは君だった
君は手紙を読んでいて
私は胸がドキドキした

でもすぐに君は手紙をしまって
校舎に入って行っちゃったね
やっぱり答えはダメってことだよ
私の事は知ってるし
今私がここに居る事も知っている
それで返事をくれないというのは
きっと気持ちには答えられないという事だろう

私は涙をあふれてきた
どうしてダメなんだろう
どうして上手くいかないんだろう

私も自分の教室へ帰った
すると私の机には
君が持っていったはずの手紙と
別に紙が置いてあった

紙を見てみた
私はまた涙があふれてきた

そこには
『俺も好きだよ。紙飛行機で俺の所にキセキ的に来るなんて俺らって運命の2人って事かな?』

ラブレターを紙飛行機にするような女嫌じゃないの?
って聞きたかったけど聞くのをやめた
だってこの紙には私と君の気持ちが乗ってるから

それを飛行機が届けれくれたんだね


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