教科書のページを捲り
ふと目についた言葉をなぞる
それがテストに出る程度のものじゃないか、運命なんて
赤い糸を信じる少女は可愛らしくて
踏み潰したくなる位に滑稽
でも、きっと、
そういうのが好みでしょう?
たまたま引いた糸の先
宛名の消された招待状
“誰のでしょう…でもきっと、私を呼んでいるのよね”
フラッシュモブの予感と夜風
゚・*:.。..。.: ・゚゚・*:.。..。.: ・゚
世界の中心、煌めく貴方
神様、なんて素敵な方
馬と馬車がグルリと周りを駆け抜ける
おめでとう美しい人
中心で踊る君は、愚かでかわいい
バレリーナみたいな顔をして。
コメント
私たち、運命だと思うの。
彼を幸せにするのは、やっぱり私がいい。
そう笑った彼女は、彼の浮気相手だった
祝福という名の野次を飛ばす、そんな詩