ブランコ

つらい時は 

いつも

公園のブランコにのって泣いてた。

ひとりぼっちのあたしの背中を 貴方は

そっと押してくれた。

ゆっくりブランコがゆれて

あたしは 貴方から少し遠ざかり

そして、あたしは 空に少し近づく――・・・。

でも、また貴方のところに戻ってきちゃうんだ。

何度背中を押してくれても、

何度も戻ってきちゃうんだ。

何度 手をのばしても、届かない空。

何度立ち直っても 

またあの公園のブランコに座ってるあたし。

ねぇ、

今日は背中を押してくれるんじゃなくて

隣に座って笑ってほしいんだ・・。

貴方の笑顔をみれば

あたしも笑顔になれるから。

貴方の隣にいたいから。


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