ナイショ話

『ナイショ話』

夕方の田んぼ道を眺め

思い出す

駆け回った幼き頃

赤い花たちと

ナイショ話をしてた

『ご飯だよ』その言葉が

終わりの合図

またねと手を振る私に

花たちもこたえて見えた

いたずらっ子な風たち

自然と笑顔になる


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