ドラマティックは避けられない

モノトーンからいきなり極彩色になったあの頃
迸る色彩は魅力的だった

淡々と紡ぐ穏やかな今
もう叫べない

身を焦がすような恋が
ただ静かに寄り添う愛に変わるように

ドラマは見る分には面白いけど
リアルじゃ体験したくない

わたしの物語も、誰も味わいたくないだろう
わたしも来世があるとしたら、もうこりごりです

激しい濁流が、いずれゆるやかなせせらぎになってゆく
川の流れのように


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