カランデュラ

思い出し笑い1つ

それはいつかの貴方の拗ねた顔

まだ確かに覚えている温かさも

そよ風にさえ奪われそうで

忘れないように何度も辿る欠片(きおく)

あと少しで届くはずの愛しい背中は

涙のノイズに呑まれ

気付けばまた、1人分の呼吸だけが

悲しく響いてる。


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