ウワサバナシ

思いがけず耳に入った
君の名前は

平穏を取り戻していた私に

大きなトゲを刺した

「 あの子とよく
会ってるらしいよ 」

君との事を知らない人達の
そんなうわさ話に
つき合う私

笑ってはいても

ジリジリと
胸が焼けていく感覚

お願い、

やめて、

もう、

聞きたくない、

その子が好き?

私と違う?

なぜその子なの?

どうして・・・

現実は
なんて残酷

醜い心が

私を
支配してゆく

けれど

残酷だからこそ人は
強くなるのだろうか

これで
今度こそホントに

君のこと

忘れられるのかもしれない


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