背の高い君と
並んで歩く帰り道
偶然のふりして
駆け寄ったけど
ホントはずっと
ここで待ってた
この階段を
何度も何度も
昇って
降りて
昇って
降りて
何してんだろ 私、って
自分に呆れながら。
だけど
どうしても今日は
君と帰りたくて
君のとなりに
並びたくて
ずっと待ってた
君を
待ってた。
照れながら
時々 一瞬
私を見て話す君
ほっぺたのニキビ
くせっ毛の髪
目に焼き付けたら
余計に悲しくなるかな・・・
「元気でね」
明るく手を振って
歩き出す
君と反対方向の道
振り向いたらダメ・・・
振り向いたら
心が揺らいでしまうから
このまま前へ
前へ
前へ・・・
さよなら
君との想い出
さよなら
私の恋・・・
明日までに
どうか
この涙が
乾きますように・・・。
コメント