ほのかな予感…彼。

…はっきり言うとかなり緊張してた。
  心臓がびっくりするくらぃドキドキいってて
      すごぃ恥ずかしくなって
    ほぉのあたりから赤面していくのが
      自分でもわかったくらい。

    …こんなに動揺しちゃったのは
     ぁんなうわさを聞いたから。

       彼は隣のクラスで
     けっこーぉ調子モノなやつ。
    元カノとかもすごぃカワイイ子で…
   …とにかく、全然接点なんてなかった。

         「え」

       「そぅらしぃよー」
     なんで、なんで、なんで??!
    ただそのときはビックリだった。
    え?! ぁたしなの?! …みたぃな。
  ずぅーっとこのところ、浮いたウワサなんて
    これっぽっちもなかったぁたし。
    彼氏欲しーい、なんて嘆ぃてたけど
     いざやってきたチャンスは…
    やっぱり少しこそばゆい思いがする。

        ぁる日の朝
      目に入ったのはその彼。
     朝から眩しぃくらいの笑顔。
   そして…頭にはぁのウワサが浮かぶ。
   だけど気にしない様子で自分の席に座る。
    …~あぁー。。やっぱ気にする…。
   だってぁたしの隣の席に座ってんだもん。
  わぁ~早く道具しまっちゃおう、早くしよっ、
    …どぅしてぁたしが焦ってんのー。
   早々と支度を終わらせ席を立つぁたし。
     そこの席の友達と話してる彼。
 …なんだよ、ぁたしなんて気にしてないじゃん。
    そっか、どぅせウワサなんてデマかぁ。
       ‥少し寂しかったり。

 「お前さぁーうらやましーんだけど!!
                席変わりてぇよ」

         突然の言葉。
         …なんでか、
      すぅーごい心臓ばくばくで
     まるで初恋してる女のコみたぃな
   そんな甘酸っぱいきもちを思い出したよ。
    
     …聞こえるよぅに言ったの?
          ばか…。
   めっちゃドキドキしちゃったじゃないの。
     
     ほのかな恋の予感を感じた、
  それは秋の香りが漂う‥9月の下旬のこと。


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