今ここで
ただの紙のように
びりびりって
君との思い出も
破って、破って、小さくして。
シュレッダーにかけて
原型もわからないぐらいに…
もぅ、消してしまいたい。
君の存在……邪魔なんだ。
今の私には
君がいたらもう駄目なんだ。
君のことを思う度に
君のことを思い出す度に
涙が溢れて
止まらない
駄目な私
君のことばかり覚えてる
まるで写真のように
はっきりと鮮明に…
全て昨日あったことのように思えるぐらい
嫌なほどはっきりと…
けれど
君との思い出は写真じゃない
だから…捨てられない。
手でびりびりに破いてしまうことも
ハサミで細かく切ってしまうことも
…できないんだ。
無くしてしまいたい
君との思い出
消してしまいたい
私の中の君
消してしまいたい…それなのに
できないんだ……
無くなればいい思い出たち
それは全て……
君と過ごした楽しかった日々
君と笑ったこと
君と話したこと
ただ、そこに君がいたこと。
沢山の『君』を
もしなくしてしまえたなら……
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