いくつものカーブを越えて
ススキに出会うためだけに
ひたすらに
山頂を目指す
ありふれた緑が一転
ススキの海原に覆われる
望み通りの無人の中で
歩く 愛でる
ススキを一身に
捉える
だけど触れない
ススキには一切触れない
触れるとたちどころにこの光景は
藻屑と消えてしまう
いくつものカーブを越えて
ススキに出会うためだけに
ひたすらに
山頂を目指す
ありふれた緑が一転
ススキの海原に覆われる
望み通りの無人の中で
歩く 愛でる
ススキを一身に
捉える
だけど触れない
ススキには一切触れない
触れるとたちどころにこの光景は
藻屑と消えてしまう
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