ふと笑い声が 聞こえた
わたしのこと笑ってる
そんな風に思えた
気のせいだ
そんなの判ってる
でも 君が言う
「僕らを
応援してくれてるのかな」
違うでしょ
もし
誰かが笑ってて
自分のことに思えても
それはわたしたちとは
関係ないよ
「そうかな
世界は 僕の想うように
成り立っているよ」
なんでそんな風に
考えるの 信じられない
世界が自分の思うとおり
なんて なんて自己中なの
「そうだね でも」
……
「でも、僕は、君だ」
……
「一番 目を背けていた
本当の、君でしょ」
…違わない
そう わたしは
彼のように思い
彼のように世界は
自分の内から
外にあわられる自分自身の
ものだというように
考えてたんだ
素直になりなよ そう言って
君はまた 私に溶けた
そういえば
いつでも味方に
なってくれてた
絶対に 裏切らなかった
私を 応援してくれていた
今度
風邪引いたときにでも
呼び出しちゃおっと
話し相手に
なってもらうのと
ありがとうを
いいたいから
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