さよなら

ずっとずっと怖かった

あなたがどんどん
離れてくのが分かったから
遠くなっちゃうんぢゃないかって
ずっとずっと怖かった

気のせいだって
違うって
自分に言い聞かせて

嫌なときは
目を背けて、伏せて

見ようとしないで
あなたから逃げてた

全部、全部悪いのは
あたしなのに
どんな時もあなたは優しくて
そんな優しさに
甘えすぎてた

あなたが遠のいてくのは
確実で

どんどんどんどん
手の届かないトコに
行っちゃって

その後ろ姿を
見てくことしかできなくて

自分の情けなさに
涙を流すことしかできなくて

泣いたって泣いたって
何も変わらないのは
分かってるのに

現実を受け止めたくなくて…

さよならなんてしたくないよ


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