これで最後の手紙にします

貴方へ

貴方に出逢ったのは高1の始業式。。
私と貴方は同じクラスになりました。
初めての席の隣も貴方でしたね
私は少し緊張しながらも「よろしくね。」
と言ったのを貴方は覚えていますか??
すると貴方は「よろしく。」と答えた。
嬉しかった。
貴方と私はだんだん仲良くなっていった。
行動も一緒の時もあった。
そのせいか友達に「付き合ってんの」とか言われた・・・。
「違うょ。友達。友達。だよな」 
「う、うん。友達だょ。勘違いしないで!!」
ねぇ、貴方は何でこの時、淋しそうな顔をしたの?
私達、、友達だから本当のこと言っただけなのに。。
 
その時から私達はお互い避けあうようにして・・・。
話したとしてもひとことだけ「おはよう。」
これだけ・・・・。
たったこれだけの会話・・・。
今、想ってみるとたった一言でも話せて嬉しかった。

2年生始業式の放課後。。
貴方に呼ばれたんだ。
一年の時の教室に・・・・。
嬉しかった。
教室は夕日に明るく照らされていて
オレンジ色に輝いていた。
扇風機がついたま。。静かだな・・・・。
カタンッ。
後ろを振り向くと貴方が立っていた。
「待った??」
「ぅうん。」
その声に懐かしさを感じた。
「何??言いたいことって。」
「まぁまぁ。」
「一年前さ俺達、カップルに間違えられてさ。お互いに避けあうようになったよな。こうやって話すの1年ぶりだな。」
「ぅん。」
貴方のそうやって話す背中はとても大きく感じた。
「あのさぁ~俺、そんときカップルに間違えられたとき実ゎ嬉しかったんだ。」「えぇ??」
「だからぁ~そん時分かったんだ。お前が好きって」
「ホントに??」
「あぁ~ホントに。」
   

倒れそうだった。
世界が360度変わった。
そう思った。
「返事はいつでもぃいから。」
貴方が帰ろうとした時
「ちょっと待って・・・。今。返事する。。。」
「えぇ??」
「ウチもね貴方のコトが好きだった。ずっとだょ??ず~っと。」
「やべ。。。。俺、嬉しくて死にそう。」

嬉しかった。
すごく。
でもこの後起こるコトに
私達はまだ気付いていなかったんだ。


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