うらしま太郎

こんなに空は

淀んでいたんだっけ

昔のキミは

たくさん笑っていたよね

長い眠りから目覚めると

様変わりしていてた町の景色に

真っ白になっていた髪の毛と髭

僕はまるでうらしま太郎

でも僕は憶えてるんだ

あの日見た

どこまでも澄み切った青空と

キミのとっておきの笑顔を

僕はもう一度

歩いていくことにするよ

新しい人生のスタートラインに立つんだ


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