「銀嶺」

郊外の踏切横に
長い歴史を誇る
老舗喫茶がある
店の名前は「銀嶺」

マッチ箱みたいな大きさの
店内には
積み重ねた時間の重みが
漂う
北欧アンティーク調の店内で
できれば一番奥に陣取りたい
隠れ家のまた
ひとりスポットを堪能できる
カフェではなくあくまで
喫茶店
そう
喫茶店は時間と空間を
買うところ


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