迷霧の連弾 217

ワタシがガマンすれば

そうすることで

彼女が楽しく平穏に

中学校生活を過ごせれば

ワタシはそう考えて

この悔しくて悲しい気持ちを

噛みつぶしている内に

気分が悪くなって

授業に集中できなくなって

とうとう保健室の門を

叩いてしまった

保健室のベッドで

横たわっている時も

ワタシの体調を

彼女が心配してはいないか

気がかりだった

だから保健室に

来てはならない

そう自分に言い聞かせ

ガマンをしたけれど

週に二三日は保健室に

来てしまっている

もうワタシは彼女を

忘れるしかない

そう思っていても

そんなに簡単に

親友とは縁は切れない

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