叶わない恋や
すれ違う恋ほど
見えない絵筆をとり
虚空のキャンパスに
それを描ける
その軌跡はどこかで見た文字になる
何気ないものを
明るみに引きずり出せばいい
ちゃちな服を着せて
丈に合わない靴を履かせて
しがない思い出や妄想は
きまり悪そうにしてる
あるがままに見られたいから
でもそんな子どもの気持ちを
親もまた知らない
知らない国の空模様のように
気にも留めない
付け焼き刃のセンスや
流行り廃りで買ったものは
いつかその手を離れる
それは借り受けたものだから
誰の頭にもあるような思い出
誰の口からも溢れるような願望
どうせ誰かが言ったことのコピーだから
ありふれた全ては社会へ帰属していく
もともとは社会や 下らない誰かが
大事そうに持っていたものだから
本当に欲しいものや
本当に可愛いものは
自分でちゃんと見つけることにする
ちゃんと墓場に持っていけるように

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