シガーチャージャー

急に青いセダンに乗せられた
思ったよりずっと車内は広くて
奥まで空間が続いている
まるでリムジンみたい

座席には美女や美少女がいっぱいいて
僕の話を聞いてくれた
視線の先 運転席のダッシュボードの下で
シガーチャージャーが水色に光る

それは今まで見た青空よりも青空らしかった
大好きな人の憂鬱や悲しみが
どんな曇り空よりも曇り空らしいように

上記は全て 僕の妄想で
純粋な想像を親に持つ
だからきっと この美人たちを
この青いセダンを 夜に夢見ることはない

だって 夢の産みの親は現実で
産婆はいつも 不安と恐怖で
下らない妄想や想像はいつも
院内の床のシミに過ぎないから

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