空の蒼を突き破るあの白を
君は太陽と呼んだ
地面に無数に建つ植木鉢を
君は足跡と呼んだ
僕の腕に生えた赤黒い茸を
君は瘡蓋と呼んだ
人が嫌に敬う透明な空気を
君は神様と呼んだ
何もせず身体を殺す時間を
君は睡眠と呼んだ
全てを突き放したい衝動を
君は人生と呼んだ
それでも僕の傍にいる訳を
君は愛情と呼んだ
心に生えた暖かいなにかで
君の名前を呼んだ
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何も知らない
そういうことにされた少年の詩

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