もう気にしなくていいよね
やっとみつけた安らぎの種はそうあるものじゃない
争いの種にならなくて済むなら
罪人の張り紙と脅迫状
もう罪人でもいいかと牢屋の片隅で息をする
ただ歌を歌う草でいたかった
そうなりたかった ずっとずっと
そう在りたかった ずっとずっと
もう気にしなくてもいいのなら
この片隅もいいかも
越冬の群れから退いたツガイの鴨
小池に輪を描いて
手を振るように
足掻いて ピューピューと鳴いている
日溜まりを集めて 川緑でお弁当をたべた
今度あなたのお弁当も見せてほしいな
春の陽のお弁当には蓋を開ける瞬間に飛び込む光を
呑んだ卵焼き、おにぎりがとても美味しそうだよ
卒業シーズンだね おめでとうって写真を撮り合う
子供達の笑顔が花のように弾けていたのを
遠目でずっとみていられたよ
在るというそれだけの関わりの形の情景
かもしれないという軟な夢をあなたに語ってきた
愚かで許されないならいつでも去るよ
執着は本当にないんだ
いつ去っても本当にいいんだ
嵐だけの風にはなりたくない
言いたかった ずっとずっと
この場所にサヨウナラを
色々間違えたから迷ったからこそ出会えたものが今では自分の中を照らしてる
あの瞳の中にある星が映る小池
情けの淵に澄まう春の陽 春風 春の川緑
あの片隅へと息をしたい生きたい

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