大切が増えてゆく度弱くなる大人の今も生きてみたいよ
魂の息ができないほどの刹那の向こうにあなたは居るのか
書く度に切り離してゆくよな紙飛行機に誰彼がのってゆくかは知らないままに
産毛の記憶
まばたきする間に咲いたよな木蓮の花が翼を広げて
たっぷりと雨水を吸い上げた枝先に懐かれ咲いた雪柳
テントウムシ 切り取った花に居て そのまま生けている仏様かな
歌忘れ 忘れられない笑顔だけ 浮かんで降るは万葉のひと
明滅してゆく銀河を見上げ僕もゆくよ青い光を投げかける星
今ここに息をしながら詠んでいる届けたいひとの息を想って
夕焼け色の草原に溶けいるほどの紅い血潮が蘇生の師

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