迷霧の連弾 213

ワタシは人口の少ない

小さな集落に住んでいる

その集落には

ワタシと同い年は

彼女しかいなかった

ワタシたちは自然と

幼い頃から

いつも一緒に遊んでいた

小学校も一クラスなので

彼女とはずっと一緒だった

お互いが何を考えているか

手に取るように分かっていた

彼女のおかげで

ワタシは安心して

小学校生活を送れた

そして彼女もまた同じだった

そんなワタシたちも

いよいよ中学生になる

名前さえ知らない

他の小学校の生徒と

同じ学校に通うことになる

ワタシたちの小学校は

他の小学校よりも

生徒数が少ないので

中学校生活に

うまく馴染めるか

とても不安だった

送信中です


    コメント