その身と心 運命に委ねよ
全ては永き名誉のため
(Munus quod mihi impositum est)
(Tota vita eius ludicrum erat)
己の血筋の後継者になること
少年はその使命のもと生を成した
その生き方が彼にとって
最善であり正義と謳われた
その道阻む卑きものは
全て尊大な正義で払い除けられた
夕暮れ刻の黄金の果実の
実る木が彼を待っている以上は
Dubitavit tamen de via illa…
彼は真の高貴を求めるようになる
他人への優しさ 忘れてはならぬ
それが正解だとしても
その身と心 運命に捧げよ
全ては未来の繁栄のため
(Contra suas perversas opiniones vivit.)
(Florem chamomillae inveni)
(Odor ei paululum gaudii attulit…)
血筋の信念と期待に
応える以外に彼に選択はない
(Id quod faceret)
人への愛も道を阻むなら
未来への糧にしてしまえばいい
(ejus vita est nobis)
Pro sanguine, alii nihil aliud quam necessarium sacrificium…
更なる未来に続く名誉を求める
この躯体(からだ)を通り抜けるは
カミツレの花の香り
その身と心 運命に委ねよ
全ては永き名誉のため
(Stirps sanguinis pro proportione sacrificiorum factarum florebit.)
(Et adhuc alius immolabitur…)
他人への優しさ 忘れてはならぬ
それが正解だとしても
その身と心 運命に捧げよ
全ては未来の繁栄のため
風に乗った カミツレの香りは
あの日からずっと覚えてる
その身と心 運命に捧げよ
全ては永き名誉のため
全ては我らの名誉のため
-
アリスロッテ幻奏詩群シリーズ第2作品目です。
31楽章なのは、物語の主人公の年齢が三十一だからです。今回は家の跡継ぎがテーマで、ストーリーはやや過激な仕様となっております。
閲覧はご注意くださいませ。ストーリーのリンクはこちら
https://www.alphapolis.co.jp/novel/477613982/998037594/episode/10952451

コメント