海にかけらを

あの丘の中程にのぼって
夕陽色に染まった海を
ふたり見つめてたあの日は
もう いつのことになるだろう
ポツンポツンと小さな島々が
まるで何かのかけらみたいねと
キミが無邪気に笑ったあの日は
今はどこへ行ったのだろう
この 同じ丘にひとり立って
同じ夕陽色の空を見つめ
二度と帰らぬ日々を思う
僕たちは変わってしまったけれど
風景は今もあの日のまま
さざなみの中 僕たちふたりの
楽しかった日々のかけら浮かべて

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  • 瀬戸内海になじみのある人なら、こんな情景、わかってくれると思う。


コメント

  1. 志月さま

    どうもありがとうございます!

    情景は変わらず美しいんですよね。その情景に、どんな想い出を投影させるか…、ってことで。絶景が余計に心に痛いことも、あったりするんです。

  2. 私は瀬戸内海をこの目で見たことはないんですが、友人が一人山口県におりまして、その人が送ってくれた瀬戸内海の写真を見て感動したことがあります。

    その日がたまたま波の穏やかな日だったのかどうかわかりませんが、まさに1枚の紙のような綺麗な海の様子に、心和まされたものでした。

    その情景は、この先何年何十年経とうとずっと今のまま、美しいままなんですよね。
    それと同時に人の記憶もたぶん色あせることはない。何十年経とうとも何百年経とうとも、ずっとそこに息づいていることでしょうね。