おくりもの

この恋をネジバナに変えてしまえたら
苦しみはあの美しい螺旋に
遠い幸福はささやかな香りへ
草原に咲く思慕そのものを
一輪手折って渡せたら
手放したままでいられたら 

忘れ去られてただの花
いつか必ず枯れる花
あなたがその手で棄てたとき
はじめて終わりをくれるでしょう

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    コメント

    1. こんなに丁寧な感想をいただいたのは初めてです。大事に読んでくださり、ありがとうございました。

    2. 恋の苦しみは自分だけのものでなく
      相手との螺旋状に絡み合う苦しさ
      その螺旋が美しければ美しい程に
      苦しみは締め付ける様に辛い
      そんな苦しみを終わらせるのは
      花を摘む切っ掛けを作るのは自分でも
      終わらせるのは相手なんですね。
      読み終わった後に心に重く残る
      「おくりもの」を貰った様な作品だと思いました。