戯言の詩 【Meghimatium・bilineatum】 ・ 伝令を走らせろ すべての仲間を呼べ 人類が滅ぶのを 見届けてやる ためにだ 祖先の誇りを 忘れたせいだ 長生きをしたいなら 行儀よくすることだ 異教徒の入れ知恵に 耳を貸さない 覚悟で ・ ・ 墓碑銘を彫り直せ 死者に名誉を返せ 不... 2025.01.12 スピカ 1 戯言の詩
戯言の詩 寂しくなんかあるもんか 故郷を捨て 友達を捨て 仲間を捨て 家族を捨て たどり着いた悠々自適な暮らし。 寂しくなんかあるもんか。 人間ひとりだって 生きていけるんだぜ。 2025.01.10 日高 0 戯言の詩
戯言の詩 母ちゃんの大駄作 母ちゃん 政治家になれなくてごめんな 有名人になれなくてごめんな 金持ちになれなくてごめんな 親孝行できなくてごめんな 俺は母ちゃんの大駄作 不細工な姿を 空の上から 笑って見とってな 2024.12.27 日高 0 戯言の詩
戯言の詩 やっぱり昔がいいや 二十世紀のオレが 夢見ていた二十一世紀は 希望に満ち溢れた 明るく平和な二十一世紀だった 科学が進歩して なんでもかんでも 便利な世の中だ でもなあ やっぱり昔がいいや キミと暮らしてた 昔がいいや 2024.12.14 花林糖 0 戯言の詩
戯言の詩 大人が大嫌いだった子供が大人になった 大人が嫌いな 子供だった 意地悪で 傲慢で 身勝手な 大人が 大嫌いだった やがて ボクも 大人になった 意地悪で 傲慢で 身勝手な 大人になった 2024.12.02 thisboy 0 戯言の詩
戯言の詩 あほらしい勘違い 俺は人気者 ずっと思ってた 俺は好かれてる ずっと思ってた 俺は必要とされている ずっと思ってた 今頃になって 気づいちまった 一度だって 誰からも 電話やメール もらったことがなかった 電話やメールをするのは いつだって 俺の方からだった 2024.11.28 葉野木 0 戯言の詩
戯言の詩 命の値打ち たとえば今 僕が死んだとして いったいどれくらいの人が 悲しんでくれるだろうか 悲しんでくれる人の数で 命の値打ちが決まるわけじゃないけど 生きている意味がないような気がしたのは 僕の死を悲しんでくれる顔が 浮かんでこなかったから 2024.11.27 吉木草平 0 戯言の詩
戯言の詩 僕だけのために いつからだろうか 一人が好きになったのは 人が嫌いになったわけじゃないけど 気づけば人と話すことが少なくなった 今日もまた 誰ともすれ違うことのない道を 探しながら歩いてる これから先の人生 僕にどのくらいの時間が残っているのだろうか 限り... 2024.11.19 kenya 0 戯言の詩
戯言の詩 なんで涙が出るんだろう 誰にも邪魔されず 誰にも気を使わず 誰にも支配されず なんて1人は 心地いいんだろう なんて自由は 気楽なんだろう なのに なんでこんなに 淋しいんだろう なんで 涙が出るんだろう 2024.11.16 日高 0 戯言の詩
戯言の詩 もうひとつの街の風景 しらけた街は 微笑みさえ忘れ 虚ろ気な眼差しに 映るモノトーンの風景 刹那に過ぎる風 空虚に響く足音 悪意ある静寂 失望のささやき 頬をつたう雨に みんな流されりゃいい 2024.09.15 吉木草平 0 戯言の詩
戯言の詩 荒野にひとり 荒野にひとり 取り残されたような 心細くて 不安な毎日 遠ざかっていくばかりの 過去と未来 今日もまた 夢の残骸 蹴とばして 一日の運勢 占っている 2024.08.24 吉木草平 0 戯言の詩
戯言の詩 便利さと不便さ 新しいモノが次々と生まれていく 古いモノは知らぬまに消えていく モノにあふれすぎた時代の中で 古き良きモノは忘れ去られていく 世の中のすべてのモノがカタチを変えていく 世のため人のためという名目のもとで 便利さが引き起こした不便さを 感じて... 2024.03.02 吉木草平 0 戯言の詩
戯言の詩 勝者と敗者 いつから こんなに差が ついてしまったんだろ スタートラインはみんな 一緒だったはずなのに 人生に勝者と敗者があるのなら 真面目に一生懸命 生きているアナタは 人生の勝者で あってほしい 努力もしない 才能もない 根性もない やっぱりボクは... 2024.01.20 吉木草平 0 戯言の詩
戯言の詩 台無しな一日 仕事休んで 朝から焼酎あおって 昼寝して 現実となんら変わらぬ夢に 絶望して 目が覚めれば 日は暮れていた たまにゃいいじゃない って 自分にどこまでも甘いオイラ ボケーっと過ごす一日は 思った以上に短かった 2023.10.14 雄作 0 戯言の詩
戯言の詩 無力感に苛まれる日々 10月だというのに オイラはまだ スタートラインにも 立てないでいます むしろスタートラインが 遠ざかってゆくようです 無力感に苛まれる日々 今日もまた 光の射さない路地裏で ただただ 立ちつくすだけのオイラです 2023.10.08 吉木草平 0 戯言の詩