戯言の詩

戯言の詩

僕だけのために

いつからだろうか 一人が好きになったのは 人が嫌いになったわけじゃないけど 気づけば人と話すことが少なくなった 今日もまた 誰ともすれ違うことのない道を 探しながら歩いてる これから先の人生 僕にどのくらいの時間が残っているのだろうか 限り...
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戯言の詩

なんで涙が出るんだろう

誰にも邪魔されず 誰にも気を使わず 誰にも支配されず なんて1人は 心地いいんだろう なんて自由は 気楽なんだろう なのに なんでこんなに 淋しいんだろう なんで 涙が出るんだろう
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マジで嫌なヤツ

長いこと 付き合ってんのに いつまでたっても 好きになれん マジで 俺って男に 嫌気がさした
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らしい赤っ恥の人生

過去を振り返る作業は 過去の恥を掘り返すようなもの 弱さ、愚かさ、未熟さ 顔を覆いたくなるような 赤っ恥の人生 オイラらしい人生かな
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もうひとつの街の風景

しらけた街は 微笑みさえ忘れ 虚ろ気な眼差しに 映るモノトーンの風景 刹那に過ぎる風 空虚に響く足音 悪意ある静寂 失望のささやき 頬をつたう雨に みんな流されりゃいい
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荒野にひとり

荒野にひとり 取り残されたような 心細くて 不安な毎日 遠ざかっていくばかりの 過去と未来 今日もまた 夢の残骸 蹴とばして 一日の運勢 占っている
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便利さと不便さ

新しいモノが次々と生まれていく 古いモノは知らぬまに消えていく モノにあふれすぎた時代の中で 古き良きモノは忘れ去られていく 世の中のすべてのモノがカタチを変えていく 世のため人のためという名目のもとで 便利さが引き起こした不便さを 感じて...
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大人が大嫌いだった子供が大人になった

大人が嫌いな 子供だった 意地悪で 傲慢で 身勝手な 大人が 大嫌いだった やがて ボクも 大人になった 意地悪で 傲慢で 身勝手な 大人になった
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勝者と敗者

いつから こんなに差が ついてしまったんだろ スタートラインはみんな 一緒だったはずなのに 人生に勝者と敗者があるのなら 真面目に一生懸命 生きているアナタは 人生の勝者で あってほしい 努力もしない 才能もない 根性もない やっぱりボクは...
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ひねくれた大人

悪いことをしたら謝る 人間として当たり前のことなのに なぜ大人はできないのか プライド? 損得勘定? かくいう僕はどうだろう 正直でありたい 素直でありたい そう思うのだができない やはり僕はひねくれた大人のひとりなのだ
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台無しな一日

仕事休んで 朝から焼酎あおって 昼寝して 現実となんら変わらぬ夢に 絶望して 目が覚めれば 日は暮れていた たまにゃいいじゃない って 自分にどこまでも甘いオイラ ボケーっと過ごす一日は 思った以上に短かった
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無力感に苛まれる日々

10月だというのに オイラはまだ スタートラインにも 立てないでいます むしろスタートラインが 遠ざかってゆくようです 無力感に苛まれる日々 今日もまた 光の射さない路地裏で ただただ 立ちつくすだけのオイラです
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