風吹く校庭で

真剣に
あなたの事が好きです。

でも、真剣に
あなたはあの子の事が
大好きです。

そう、風吹く校庭で
君が笑って走ってる時も
あたしの視線は
あたしの脳内は
全部が
全部
あなたです。

歌が響く音楽室も
まじめに歌ってない
あなたを見てると
目があったりする。

その時にやっっとする
あなたはすごく

かっこいい。

そんな幸せな日々が
一気に転落する日も
あります。

君とあの子が
授業中に
手紙回して笑ってた
きっとうらやましい話
してるんだろなとか
考えたけど。

見ないでおこうと
思ったけど。

数学の計算より
君を見てしまう自分がいて

そして、
泣いてる自分がいた。

好き。

それはかわらないけど

いつか
もし今あたしの頭の中の

君が
君の
君に
君を
君と

がなくなったら

少し寂しくなるけど

もしそんな日が来たら。

・・・あの校庭を
あの風に吹かれて
おもいっきり
はしりたい。

そう、
きっと
なにもかもわすれる
くらい・・・

走りたい。


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