諦めるしかなかった。
諦めないと、自分の身が持たなかった。
だから。
『好き』の意味を変えるしか方法がなかった。
自分が辛さから逃れるためにとった、苦肉の策。
もうあなたが何を思うかなんて気にしていられない。
なんて自分は無責任なんだろう。
自分が勝手に想ったことなのに、それから逃げようとするとは。
そもそも本来なら、気づかずに素通りするはずだったのに。
何もわからない方が良かったようで。
でもおかげか、ちょっとだけ世界が広がった。
だから一概に悪いとは言えないみたい。皮肉なことだ。
もう諦めたことを蒸し返しても、意味なんて無い。
一度決めたなら、それを実行すべし。
ただでさえこれを決めるだけでも相当な勇気がいるのに。
決心が揺るがないうちに、この話は終わりにしよう。
ばいばい、私の恋。
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