私の恋心

3年前の夏…

あたしたちはまだ
恋というものを
知っていなかった
中1だったね

ひたすら
遊んで
笑って
恋なんて興味になかった

だけど、彼を見てると
キュンってなって
他の男の子には
ないものをもっていて

このキモチってなに??

ってずっと心の中で
つぶやいてた

ずっと一緒にいるから
ずっと隣にいたから
ずっと友達だったから

気付かなかった
恋だなんて 
思っていなかった

恋ってものを
まだ知らなかった

そして、中2の春…

初めて恋した
あなたとずっと一緒だったから
気付かなかった

あの頃は馬鹿だった
ただ、あなたと
笑っていたかった

あなたの傍にいればいるほど
キモチは膨らんでいった

なのに、ずっとこの関係を  
崩したくなくて
気付かないふりしてた

そして、中3の卒業式…

好きって伝えたいのに
言葉に出せない
来年も笑ってられルかな?

ちゃんとあなたの傍でいれるかな?

あなたの隣で笑っていられないなら
あたしはこのまま、隠したままの
恋でいいやって
思ってた

でも、やっぱり伝えないと

あなたのもとへひたすら走った
振られたっていい
振られてもあきらめなきゃいい
あなたが嫌でも
あたしは傍にいるから!!!

ただプラスに考えて
あなたのもとへかけよった。

すると…

「あげる。」
ってあなたがくれた第2ボタン

温かかった…

ずっと持ってたの??
ずっと待っててくれたの??

嬉しくて嬉しくて
涙がとまんないよ…

今なら伝えれる気がする
「ずっと好きだった」
まだ、隣でいていいですか?

「俺も」
やっと…やっと伝わった
あなたも同じ気持ちなの??

まだ、一緒に笑っていられるんだね
まだ、好きでいていいんだね

ずっと傍で見ててくれるんだね

あなたと出会って
初めて知ったよ
自分の恋心を。


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