星のきれいな夜空になれば
明日はきっと晴れるって
期待しながら眠る真夜中
丘の上のお城が海に向かって瞬きしている
空高く彼方のまた向こう
明日こそ光りを当ててくれと祈っている
私には判る同じ気持ちだから
今夜は眠るに眠れない
海風の音に閉じた目は見開き
こめかみを刺激する波の囁き
青い沈黙(しじま)はもう戻らない
ひとりでに眠くなるまで
波の音を音符にして小さな子守歌(ララバイ)を作る
たくさんの星の真下で
まるでミルキーウェイに誘われるかのように
フワリとする宇宙の世界
夜空限りなく散らばる星ひとつが
私を見ているような気がする
新しく出来たこの曲を聴いてくれる
星たちに私が子守歌を歌えるなんて
尚更なかなか眠るに眠れない
神さまお願い 眠らせておくれ
身体は眠ろうとしているのに 頭の中はまだ眠らない
夢心地になるまで あとどれだけ悩ませるのか
子守歌さえ重荷になってくる真夜中
海辺ではまだ波が騒いでいる
コメント