サクラ色に包まれた景色が
私にはどこか、
寂しく感じる春の季節。
いくら、
麗らかな春の日が訪れても
いくら、
暖かな春の日が差し込んでも
私の心は枯れ木のよう。
君のいない学校が
こんなにも淋しく見える。
会えることが当たり前で
それに耐えられない、心の枯れ木は
いつまでも冬のよう…
『もっと話しておけば良かった』
『もっと目に焼き付けておけば良かった』
そんな風に後悔したからって
過去には戻れないし、
どうにかなるわけじゃないって
そんなことは分かってる。
だけど、
『君に会いたい』って
枯れ木の心が叫び続けてる。
淋しくて、哀しくて、
どうしようもなく、君が恋しい。
会いたいって思えば想うほど、
胸が苦しくなる。
ただ、ただ、私は君に会いたい…。
+9
コメント