昼の月

気が付くと うつ向いている

だから空を見上げてみた

こんなにも空は青かったんだ

いつから見ていなかっただろう

そして

その傍らには 白い月・・・

そうか・・・

今の私は

あの 昼の月

居るべき場所は

ここじゃないのに

あの頃の光を求めて

今もここに留まっている

・・・もう 戻らなきゃ

星たちのもとに。

闇の中にも

光は存在する

目を凝らせば

無数の輝き

その ひとつひとつが

私を きっと

迎えようとしている

なのに・・・

勇気のない

昼の月

ぼんやりと

青空に浮かんだまま

今日も

光を求めてる

私を照らした

あの

優しかった光を・・・


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