恋愛スタイル

恋の物語

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むかし、あるところに
何の取り柄もなく、良いところも悪いところも
特にない、ごく普通の女の子がいました。

女の子はそれまでに何度か、ごく普通の恋を経験しましたが、
それもよくある普通の恋愛で
本当に人を愛したことはなかったのかもしれません。

そんな女の子の住む村に
男の子が引っ越してきました。

彼は賢く、強く、何より優しく、皆の人気者でした。
そんな彼を見た女の子は、そんな人気者の彼に憧れていました。

いつしかそれは、女の子の恋心へと変わってしまいました。

彼はその優しさから、女の子とも仲良く優しく関わってくれました。

仲良くなった2人は2人きりで会うことすらしました。

そんな時、村に悪い魔物がやってきました。
魔物は様々な村の娘を襲うと評判で、村人からはとても恐れられていました。

魔物は女の子に目をつけてしまいました。

悪い魔物によって、2人は引き裂かれ、女の子は魔物に連れさられました。

最後に女の子は愛する彼に向かって愛を伝えました。

しかし、魔物のせいでその声はほとんどかき消され

男の子とは離れ離れになってしまいました。

魔物から解放された女の子はひとりぼっちでした。

彼女は元の村にも戻れず、遠くから故郷の彼を想い続ける他ありませんでした。

貴方は今私と過ごした日々のことを
どう思っているのだろう
思い出
過去の恋
それとも忘れてしまった?

恋は甘くて
苦い
こんな気持ちは貴方が初めてだよ。

許されるのならば
元の2人に戻りたい。

それができないのならば。

今もまぶたに焼きつく貴方の笑顔を

ただそっと心に留めるだけ。

だってそれは今も

私の勇気だから…

 

投稿者:たんぼ 投稿日:2014/01/18(Sat) 01:16


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