恋愛詩

傾けたグラスと溶けた君

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はやる想いを湿らせて
光も通さぬその蜜は
群がる虫を殺すほど
苦しく
愛しく
滴るまでに
声なき声で叫び続ける

溶けた氷が時間を教え
乱れたシワに残る熱
薄いウイスキーと
いつもの匂いが漂って
聞こえてくるのは
どっかの誰かが唄う歌


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