ポエム
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走れ、夏の青。




最近 思わず口ずさんでしまうのは

恋愛ソングばかり






『君が好き』とか

『もどかしい君との距離』とか

そんな言葉ばかりが胸に染みる






目が合うたびに見せる

その無邪気でかわいい笑顔

愛しくて、ちょっぴり切なくなる






でもふいに見せる 真剣な眼差しは

カッコよくて…

強くなろうと頑張る君は

誰よりも輝いて見える






「先輩が好きです」

その「好き」に込められたものは

きっと、何の深い意味もない。






ただの先輩として…なんでしょ?

きっと君は

私の事なんて

部活の先輩としか見てないだろうから。





別にわかってるつもりだけど

やっぱり何か寂しくて





ただ誰もいない校庭に

オレンジ色の夕日がふりそそぐ






いつの間に惹かれていたんだろう

まっすぐと前だけを見ている

子供みたいな君に。






あと1年早く、君が生まれていたら?

あと1年遅く、私が生まれていたら?






運命は何も答えてくれない。

恋の女神様は何も知らない。






ただ今は

青くキラキラと輝くこの場所で

君と一緒にいられるだけでいい。






ただ今は

「先輩!先輩!」ってその声で

私を頼ってくれるだけでいい。






でもホントはね、どこか心の中では

私の想いが

夏と共に走り出すことを待っているの






今年の夏空はいつもより

青く、蒼く、澄んでいる気がする。





15/07/29 23:54更新 / 琉伊蘭

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