ポエム
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と ど か な い 。



いつも、

いつも、

いつも、


あと一歩が届かない。



となりを見上げても笑ってくれていたキミは




もう




いない。





好きだったの。大好きだったの。




野球部の声が響く夕暮れのグラウンド。


またね。


と私が言えば


またね。

ユニフォームに身を包んだキミは
恥ずかしそうに言葉を返してくれた。



その言葉でどんなに風が冷たい冬でも
心は暖かった。





なのに、




どうして?






どうしてもう私のとなりにはいてくれないの?





こんなにもキミとの想い出が募ったここで



私は今日も生きていかなければならない。



ずっと、

ずっと、

ずっと、



スキ

ってたったの2文字が恥ずかしくて言えなかった。



あと一歩で言えそうだったのに、

言えなかった。



いつだって、


いつだって、


いつだって、



キミは私より少し先を歩いっていってしまう。




あと、


あと、


あと、



一歩で届きそうなのに。



どうしても、



届かない。


トドカナイ。



と ど か な い。


14/12/26 11:34更新 / きなこ

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