ポエム
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時間ぎれ。

永遠というものがあればいいと思った。
それを願った。信じてた。

あの頃のふたりは
ひたすらに悩んで、泣いて、愛して、愛されて…
「ずっとそばにいようね」って
何度も何度もお互いを求めあった。

ねぇ…あの時の私たちには
ウソなんてこれっぽっちもなかったのにね。きっと。
でも、君は私に笑ってくれなくなったね。

私にとって
君だけがなによりの宝物で
君がいてくれれば他にほしいものなんて何もなかった。


当たり前のようによんでいた君の名前は
勇気をださなきゃ、もう呼べない。

当たり前のように並んで歩いた君の隣も
今は、もうあの子のものなんだね。


君が隣にいてくれたあの時に
どうしてもっと愛を叫ばなかったのか
私にはわからない。

どうして、手を握っていれる距離にいるときに
溢れるほどの幸せに気づけなかったのか。
それさえもわからない。

でも、ずっと繋いできた手が離れた瞬間
本当の幸せに気づけた。
遅いかもしれないけど、
君の大切さは失ってからじゃないと気づけなかった。

16/01/18 18:06更新 / ばいきんまん

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