ポエム
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あたしだけの特等席

期待ばっかりして

最後に失望するくらいなら

君の後ろの席じゃないほうがよかったのかも。




今日もまた見つめてしまう。


学校で同じクラスじゃないだけ


君といれるこの時が


とても嬉しくてたまらない。




今日も塾か。


嫌だけど


君がいるならいーや。



ってなるの。




先生の長い話が始まると


少しイスをさげて


机に顔を伏せる君。



注意されても


その数分後にはまた同じ体勢。



あたしはプリントが回ってくるたび


髪型を整えて


笑顔の練習。



時々、目を見て渡してくるから



心臓の音がとてつもなくて



その手にも触れたいって思う。




手を伸ばすだけで、届くのに


こんなにも近いようで、とても遠い。




ねえ、こっち向いて



見つめてるだけでも充分だけど


近づけば近づくほど


もっと近づきたくなる。




ねえ、だからこっち向いてよ。




伝えたいのに伝える勇気がない自分に


失望して


あたしも


机に顔を伏せて


君と同じ体勢になる。



もう今夜はここで寝てもいいくらい


君の近くにいることが、こんなに心地いいなんて



知らなかった。






14/01/08 14:39更新 / ひな

■作者メッセージ
もう、席替えしなくていーです。ww

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