ポエム
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【きんのはーと】






「いらないっ」






キミは悲しいそうに、 そっか って、





本当はね、すごく楽しみにしてたんだよ



お菓子は作るのが苦手って言ってたのに


私が作って言うから
いいよって言ってもらったとき


本当本当に嬉しかった






「何人にあげるのー?」


ちょっと私だけっていうの期待して
軽く聞いてみたら、



「5人くらい?」

って返ってきて、




気づいたら


いらない


なんて、言ってた



本当はほしいくせに、

本当は楽しみで仕方なかったくせに、





私がその後ごめん って謝っても

キミは 僕が悪いよ って




バレンタインなんかこなきゃいいのに


ずっと思ってた







当日になって

帰ってくると、


宅急便の紙が貼られた紙袋があって



中からガタガタの生チョコが出てきた

粉砂糖とココアパウダーに
隠れてるみたいに少し光るものがあった


小さなメモには



『いらないって言われちゃったけども、
作っちゃいました。
しつこくてごめんなさい。
人生初の本命の逆チョコです。
食べてやってください。
愛はたくさんこめました。』








この止まらない涙をどうしてくれようか




わがままで
素直じゃなくて
捻くれてる私に

キミはいつも真っ正面から
ぶつかってきてくれて


戸惑うことも
わからなくなっちゃうことも
泣くことも
困らしちゃうこともあるけど





それでもやっぱり


愛しています


それはずっと変わりません





あとから


「ふーって吹いたら飛んでっちゃったけど、
ハートの金箔ね、××だけに入れたんだよ?」





原型のとどめてない小さい光るものは


キミ と 私 の

ヒミツゴト














「私も実はハートの金箔入れたんだよ?」







14/02/16 00:17更新 / 通りすがり

■作者メッセージ
お久しぶりです!

はい、これも実話ですw

いや、同んなじの入れたはずなのに
2人ともハートの原型とどめてないって言う…ww
冷蔵庫に入れたら湿気でくるってまるくなってました(笑)

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