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ちょーど祭りの日。

でも祭り行かないでそのへんで1人で時間を潰そうとしてた。

家にいても退屈だから。


どっかで夕飯すませて帰ればいいと思った。

だから適当にケータイいじりながら
アイツとLINEしてた。


『は?おまえ今どこいんのw』


『幼稚園のブランコで暇してるww』



とくになにも期待せずにそーいった。
いくらあいつの家がこっから近くても
まさか、まさか、


『あ、ほんとだww』


きてくれる、なんて、


「よっwほんとに1人なのなww」



思ってなかった。よ。


「ちょ、え、来てくれたの!」


「だってお前1人てか、俺が逆に1人だしwww
ほれ暇なら下の祭り行くぞ」


なんていいながら

歩き出した。


だからあたしも追いかけた。



祭りはたくさん屋台でてて

案外楽しくて

つまんない時間が楽しい時間に変わった。


時間を忘れるほど

たくさん遊んだ。

もちろん祭りで会った友達とも遊んだ。


でも屋台であたしが何か買おうとすると
隣からお金出して
あたしには1円も使わしてくれなくて、


「デブになるぞww」


とかいいながらからかってきて


ほんと相変わらず
言うこといちいちうざいけど

でも本気で怒るなんて

そんなのできないよ。



だって、

1人でいたあたしのところに
すぐきてくれて

祭りの屋台では奢ってくれるし

帰りは家まで送ってくれるし

それに人混み嫌いなくせに
あたしを楽しませるために
祭り連れてってくれて、


楽しそうに、無邪気に
何気可愛い笑顔で
笑ってて


そんなの見たら怒れないよ。





でもきっと全部
友達として。だもんね、

わかってるよ。

帰り送ってくれたのも
きっと友達の女の子として
危ないから送ったんだよね


わかってる。


わかってるけど、


あたしじゃなくても

きっと同じことしてたって


わかってるけど、


君があたしを期待させるから


勘違いしてしまう。


止められないよ。




君が家まで一緒にきてくれて

ばいばいって別れた。


またねって。



「、、っ好き。」



小声で君の背中に言った声は


暗闇のなかに消えていった。


君に届くことはなかった。





 
14/09/15 17:34更新 / さーや

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