ポエム
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スキップ
スキップをしていると随分と遠くまで来てしまった。

もうそろそろ戻ろうかと振り返ると、どこから来たのか分からなくなっていた。

焦った私は、家があるような気のする方向へ走って走って走り続けた。

きっと私の直感は外れていたのだろう。

沢山走ったけれどいつまでたっても家は見えなかった。

体力が無くなり動けなくなった私は、しょうがなくここに家を建てる事にした。

近くにある素材をひとしきり集め、それらをくっつけ、綺麗な色を一面に塗った。

こうして私の家は完成した。

綺麗で美しく誰にも劣らない、私が作った最高の家。

それを見た私は、言い表せないくらい嬉しくて幸せな気持ちになった。

そうしてルンルン気分の私はまたスキップをし始めた。

しばらくしているうちに随分と遠くまで来てしまった。

もうそろそろ戻ろうかと振り返ると、どこから来たのか分からなくなっていた。
私は焦って走り出した。




これが私の恋だった。
18/03/03 19:34更新 / けい

■作者メッセージ
繰り返す不甲斐ない私の恋

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